高原の湖の周りをカップルですいすいと走る、というのが、リゾート的サイクリングのステレオタイプとしてこれまで一般に流布してきたし、事実そのような湖を持つ自治体では、サイクリングロードの整備にも力を入れてきたケースが目立つ。秋田県の田沢湖もサイクリングロードを備えた湖のひとつだが、1994年に私が訪れたときは、プリンスホテルのカフェテラスが湖岸で営業していて、ここでコーヒーを飲んだことをよく覚えている。
(参考)
湯村温泉(兵庫)の温泉・露天風呂のある宿・ホテル - じゃらん温泉ガイド
http://www.jalan.net/onsen/OSN_50360.html
那覇周辺のビジネスホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/biz/470000/LRG_470200/
USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®)特集-じゃらんnet
http://www.jalan.net/theme/park/usj.html
サイクリングロードに限らず、湖岸線が面白いのは、ひとつは道路と水面との高低差が少なく、水がより身近に感じられることだろう。淡水の湖では、高波や潮位変動の影響、津波などの心配がほぼゼロであるために、琵琶湖のように規模の大きなものを除いて、道路はごく水際に低く作られることが多い。もっとも、富士五湖のように水位変動の大きな湖では、たまに湖岸道路が水没してしまうなんてこともあるけれど。また、湖には、ほかのどのような水景にもみられない神秘性がある。湖には伝説的な怪物や生物が棲息するという噺は洋の東西を問わず存在するが、そのこと自体が、湖に対する人びとの魂のスタンスを映し出している。洋釣りの用語で言えば、スティル−ウォーター、すなわち静かなる水面と呼ばれ、特に山上のそれは、しばしば瞑想的、形而上学的な景観としてとらえられる。高原の湖の早朝の一刻一刻には、説明しがたいほどの美がある。